イライラが止まらない時に、試してほしいこと3つ
最近、なぜかイライラする。いつもなら気にならないことなのに、腹が立って仕方がない。と思ったらそんな自分が情けなくて悲しくなってくる。未来にいいことなんて無いに違いない。
こんな感覚になることはありませんか?
もしいつも以上にイライラ・ウツウツすることがあったら、それはあなたの性格のせいではなくてエネルギーの問題かもしれません。
私の例
現在小学2年生の娘は、赤ちゃんの頃から何かと手がかかりました。
今も先の見通しを立てるのが苦手で、親がアドバイス(口出し?)をすることも多い日々。自分のやりたいことしか見えていないので、「やりたくないこと~たとえば宿題~をする時間」を生活の中に見積もることをよく忘れます。自由時間が多い休日には「宿題いつする?」と娘に時間を決めさせて、その時間に声がけをする、という工夫をしていますが、自分がその時間を忘れていても人に言われると不機嫌になるんですよね。
なかなか手ごわく、私を一番喜ばせるのも怒らせるのもこの娘です。
お勧め1:自分のエネルギーレベルを知る
自分自身にエネルギーのない時はそのやり取りにものすごく疲れるのですが、それ以上に被害者意識が出てくる時は要注意。
「この先もこんなことが続くのか。。。たまらない」
「何の因果でここまでのワンオペ育児で苦労することになるのか」
「いくら忙しいからといって家のことを気にかけない夫って」
「義母はどんな育て方をしてあの夫になったのか」
どんどんどんどん、怒りの対象が広がっていきます。これは、本当にひどい時の私の状態です。
このような時は、感情に飲み込まれずに一歩引いて「いつもなら対応できることに対して、今回は悲観的になりすぎている。今のこの状態はいつもの私ではない。」とまず考えます。自分の状態を客観的に知るのは、適切な感情処理の第一歩です!
お勧め2:エネルギーを補てんする~睡眠
いつもの自分では考えられないような被害者意識や怒りが出てくる時は、とにかく自分のエネルギーを補てんしてください。美味しい食事をする・・・のんびりとお茶をする・・・でもいいのですが、とにかくお勧めは「しっかり眠ること」です。先日「少しずつ休むことの弊害」でも書きましたが、何とか体が動くレベルでは休息が足りません。気持ちがネガティブになり、作業効率も落ちる状態では、日常生活にも支障が出てきます。
一番のストレスは、思考のネガティブループです。嫌なことを考え続けるよりは、寝てその時間頭を休ませることで精神的なダメージを減らすことができます。体の休息にもなり、一石二鳥です。
お勧め3:エネルギーを補てんする~食事
上でまず睡眠を進めましたが、もちろん食事も大切なエネルギー源です。「疲れた時はケーキ!チョコレート!」?それはちょっと待ってくださいね。
疲れた時に甘いものが欲しくなるのは、脳が「糖」を必要としているからです。それをお手軽に摂れるのが「糖分」なので本能的にそちらに走ってしまいますが、「糖分」をとるとその後こんなことが体内で起こります。
高血糖→低血糖→体内分泌物の混乱→イライラ・やる気低下
甘いものだけでなく、ご飯やパンなど炭水化物をいきなりお腹に入れた時も同じことが起きます。そのため食事をする時は野菜・肉・魚など消化がゆっくりのものから始めてご飯やパンなどを食べるのが体のためにもお勧めです。また、詳しい説明は省きますが、心の栄養にはビタミンB群やたんぱく質を食べると精神的な安定を取り戻すのにいいとされています。
おまけ~女性ホルモンの影響
普段よりイライラする、落ち込むという場合は、女性であればホルモンの影響も考えられます。ホルモンバランスを整えるのは簡単なこともあり難しいこともあるので「こうしたらいい」とは一概に言えませんが、ホルモンは神経系と影響し合っているのでその時期はストレスになることからできるだけ離れる、というのも大切なことですね。
もう一つおまけ~コミュニケーションに気をつける
自分がいっぱいいっぱいの時は、感情のままに発言してしまうと周囲との関係を壊してしまいかねません。自分の状態を把握し、いつもより丁寧な応対を心がけましょう。気を使う気力もなければ、この時期だけはあまり言葉を出さないというのも一つの手です。
仕事や育児などノンストップで生活が回り続ける間は、しっかり休む時間をとるのは実際は難しいことが多いですよね。それでも自分の心を守るため、周囲との関係を不用意に壊すことのないように、「自分の感情を客観視する・寝る・食べる」を意識的に行ってほしいと思います。
「普通じゃない」状態が長く続くと、そこから抜け出るのが難しくなります。気づいた時に、できることから対処していきましょう。
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