大阪・関西万博を終えて
略して関西万博、に、会場スタッフとして勤務しておりました。

関西で行われる、海外を体感できるイベント!ということで、最初はお客さんとして遊びに行くのを楽しみにしていたんですが、事前のネガティブ報道…盛り上がらない空気…を感じ、
「多くの国が関わる国際イベントが成功しなかったら、日本の名折れじゃ!」と中に入ることを決意。
いろんな国の人と接したいというのもあったし、その経験を生徒さんに伝えたいというのもありましたが。
細かくは省きますがフルタイム勤務は会場が遠くてしんどいのでパートタイムを選び、外を歩き回って対応する部署に配属されました。
仕事の内容は、
・通常とは違うパビリオンの運営(開いていないとか、外置きのアイテムが増えたとか)
・会場内の整理
・傷病者対応
・迷子対応
・お客さま問い合わせ対応
などなど
つまり、何でも屋ですね。
きっと、ほとんどのお客様には認知されてなかった仕事だろうと思います。ボランティアの方のほうが、ユニフォームとしても目立ってたほどで…
さて、定期的に万博に関わっていて思ったんですが、万博は私の母校の東京外国語大学の学祭に似てました。いろんな国の文化に触れて、各国料理が出て、自由な感じでわさわさしていて。懐かしかった〜♫
イベントスタッフの仕事は初めてで、いつもと違うことをすると自分について改めて感じることがあるもんだというのも発見でした。
一番は、私って本当に主流から外れるなあということ。
ただ、私が配属されたのはとてもいいチームでした。いい意味でみんな自由&みんなそれぞれを容認している感じ。そんなもんだよねっていう感じ。
まさに多様性の尊重。素晴らしかったです。
あと自分のことで感じたのは、私は伝統舞踊や音楽が好きなんだなということ。
他の人は、もちろんパビリオンに入るのもですが、スタンプ、食べ物、ビール、あたりが多かった気がします。私はそれよりも、ちょうどいい時間に踊りや音楽があったらそっち優先。パレードやナショナルデーをもっと見たかったけど、勤務時間は自由に動けないし、仕事の後は家のこともあるからあまり残れず。音楽系は夜が多かったので、すごく残念でした。
協会さん、ナショナルデーだけの映像を組んでください!

最後まで来て、考えていたよりも遊べなかったけど、仕事で入ってなかったらこんなに詳しく見て回らなかっただろうなとも思うので、総合的には働いてよかったと思います。
接客の仕事って大変なんだなということも重々感じ…教師もある意味接客なのでいろいろとはありますが…また別の世界の知見を得ました。知って良かったのか悪かったのか。
大変だったのは、私は汗っかきなので会場を歩き回って暑いのはしんどいだろうなあと思ってましたが、一番大変なのは『生活』でした。
朝5時に起きて6時前に家を出るルーティンでした。平日はその間に子どもの朝食やお弁当を作らないといけません。もうバタバタ。自分の朝食はバナナ、アミノバイタルを溶かしたもの、エナジードリンク(笑)
もっと早く起きればいいじゃん!てことですが、5時より早く起きるほうがつらい気がして却下。座っていけるように少し早めに出ていたので、通勤途中の乗り換え駅のトイレでお化粧や髪型作りをしてました。
終わった後、他の人から「万博ロスになってる?」と聞かれたりもしますが、それが全く無いんですよね。
現地に行ってるけど仕事中だから遊べないとか、帰らないといけないから遊べないとか、小さな諦めを繰り返したせいかもしれませんし、
しっかりと空気を堪能したからかもしれませんし、
期間中はなんとしても無遅刻無欠席でいなければという緊張感が「やっとゴール」になったからかもしれません。
万博の後も、ミャクミャクが活躍してたり、万博にあったレストランが大阪に開いたり、アフター万博イベントがあったり、話題には事欠きませんしね。

関西万博の最中も後も、会場の外では様々な争いが絶えません。日本で万博が開催されたことで、各国で起きていることに心を寄せる人が増えたらいいなあと思います。
最後に、どーしよーもなく小さいことを書きますが
スタッフのクロージングセレモニーでは限定ピンバッジが配られましたが、欠席者にはもらえなかった。私は実家に行く用事が重なり欠席し、残念ながらピンバッジをもらえませんでした。
がんばってきたんだけどなあ…