五月病かも・・・辞めたい。そんな人のための対策3つ
今年も5月の後半になりました!皆さんいかがお過ごしでしょうか?
5月。いい季節ですよね。新緑まぶしく、暑くも寒くもない爽やかな時期。(今年は早々に夏日もありましたけど)
しかし、この時期に有名な病気がありますね。そう、「五月病」です。
今回は、この五月病についてお話ししていきましょう。
ちなみに、題名を見て「休む方法を教えてくれる!」と思った方は期待外れなのでこの先読まないでくださいね~
五月病ってなに?
五月病。その名のとおり、「五月に出やすい病気」です。病気といっても正式な病名というわけではなく、この時期に出やすい症状を漠然とまとめたもの。その症状とは、主に下記のようなものが挙げられます。
・体がだるい
・やる気が出ない
・仕事や学校に行きたくない
・これらに付随する精神的、身体的症状
これ、「5月じゃなくてもあるあるでしょ!」と思う方もいると思います。しかし、5月に出やすいのも確か。関係ないけど、海外にはない病気と思われます。
五月病の原因は?
5月にこの症状が起きる原因として考えられるのは、
・4月、新しい環境(学校や仕事)に入った後である
・月の初めに大型連休がある
・冬から春に季節が変わり、気温の変動が大きい
環境が変わると、無意識であっても気が張るものです。4月いっぱい気を張った状態で過ごし、その環境になじみきる前にがっつりと休めるゴールデンウィークで気を緩める。すると当然、また改めて気を張った状態には・・・なりたくないですよね。
気温の変化というのもけっこうクセモノです。「季節の変わり目に風邪をひきやすい」という言葉を聞いたことはありませんか?これは、いきなり寒くなるからついていけないというだけでなく、自律神経が気温の変化についていけず乱れることも大きな原因になっています。
人間の体温調節は、自律神経の仕事の一つ。それがうまくいかず自律神経が乱れると、ホルモンバランスや精神的安定も乱れやすくなり体調を崩したり、気分が落ち込んだりしやすくなるんですよ。
5月、あなどりがたし。です。
五月病になったら、どうする?
体がだるい、やる気が出ない。そんな状態になってしまった時にできることは。
1.しっかり休む
まず休める時にしっかり休みましょう。お昼休み机で10分しっかり休憩する。家に帰ったらテレビやスマホを見すぎず、ゆっくりお風呂につかり早めに寝る。心身が混乱している時なので、まずは休めてあげるのが大切です。
2.自分に優しくなる
大きく環境が変わった方だと、「こんなに疲れるなんて向いてない。辞めてしまおう」と考えることもあるかもしれません。
でも、それはちょっと待ったー!
まずは「環境が変わった中でがんばっている自分」を、認めてあげましょう。「がんばってるよね、私」と自分で自分をギュッとしたり、頭をナデナデしてあげましょう。そして、今疲れているのは慣れない緊張が続く中では起こって当然のストレスと、季節の変化という自分ではどうしようもない出来事の結果だと考えましょう。3ヶ月もしたら、だいぶ慣れて体調も気持ちも変わってくることが多いものです。
3.続けるメリットを考える
ここを乗り越えたらきっと慣れる。慣れて学校や仕事を続けることができたら、どんないいことがありますか?
6月になったらボーナスが出る?ここに来る前にやろうと思っていたことに挑戦できる?乗り越えた自身がつく?
考えたら、けっこうメリットがありませんか?
乗り切ることを考えよう!
私はカウンセラーなので、基本的に無理をすることをお勧めしません。「苦労は買ってでもしろ」という格言もありますが、しなくていい苦労はたくさんあると私は思っています。
それでも、苦しい時期を乗り越えて得られるものがあるというのも知っています。一度入った環境から出て、また別の場所にというのも結局はストレスの元。5月の時期の不調はうまく乗り切って、新しい経験や成果をつかむほうがお得だと思うのです。
今、やる気が出なくて迷っているあなた。
もう少し続けて、乗り切ってみませんか?
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