子どもが心配、将来が不安なママへ
娘を出産して悪戦苦闘・愚痴を言う私によく先輩ママが言ってくれたセリフ
「今は可愛い時期よ~この先は心配の種類が変わって、もっと大変になる」
さあ、親はいつまで子どもを心配することになるのでしょうか?
子どもの何が心配?
「放っておいても子は育つ」とは言うものの、子どもに対する心配は尽きませんね。特に母親は、子どもとの心理的な距離が近くなりやすいようで、父親よりもあれこれ細かいことを気にかける気がします。
心配事としては、
- 子どもの成長
- 子どもの学力
- 子どもの人間関係
- 子どもの将来
大きくまとめたらこうなりますが、結局は「全てが心配!」となるママも多いことでしょう。
私事ですが、娘は小さい頃から寝るのが難しくかんしゃくも多かった。いろいろ調べてたくさん試して小学生となった今は、かんしゃくは減ったけど集中力がなくて内弁慶で・・・と、まあ本当に心配事は変わっていくものだと感じます。
いつまでも心配せずに、自信をもって子育てしたい。育てた結果、将来的には満足安心して過ごしたい。
と思っていましたが、最近「生きている間、きっとずっと子どもを心配して過ごすのだろうな」と思うことがありました。
「いい子」だった私に母が感じたこと
私の母は、昔からやんちゃな兄に手を焼いていました。小学生の時、兄のケンカ相手の家に謝りに行く母と一緒に、私も車に乗って行ったこともあります。今でもたまに母から兄とうまくいかない話を聞くので、「母も大変だな~」と思っていました。
そして、「私はうまく子育てできなかったから、あなたはちゃんと(私の娘を)見てあげてね」と冗談交じりに母が言うのを、兄のことを言っているとばかり思っていました。私は自分で言うのもナンですが、勉強も運動もできて親の言うこともきく本当に【いい子】でしたから。唯一苦手だったのは人間関係で、それが今でも根深く残ってカウンセリングという仕事に向かわせたわけですが。
そんな話を夫にした時に、言われたのは、
「いや、それはアナタのこともだとボクは思うよ。」
夫が言うには、「前にお母さんが『お兄ちゃんのことばかりで、娘にはあまり手をかけてあげられなかった。手がかからない子だった分、無理してなかったかと今さら思う』みたいなことを言っていた」ということなんですね・・・
子どもの心配をするのが、親の仕事
うまくいっているかわからない育児について友人と話す時、最終的な結論で出るのが「見守るしかないのが親というものなんだね」。
それと同じく、「心配し続けるのが親というもの」なのでしょうね。
私自身は無理して【いい子】であった感覚は今でも無く、やんちゃな兄をもち内向的だった私の当然の結果だったと思っています。本人がそう思っていても、何か自分のしたことに後悔を抱えてしまう。それが親の運命なのかもしれません。
もちろん、「子育てやりきった!あとは野となれ山となれ~!」タイプの人もいるでしょうね。それはとても幸せなことです。
もしあなたが、「子供の将来が心配で仕方ない。いつ安心できるのだろうか」と思っていたら。
その心配は、生涯続くものといったん覚悟しましょう。
そして、その覚悟が親としての自覚をまた強くしてくれるのだろうと思います。
そしてもしあなたが、心配で心配で仕方ない、気持ちを吐き出したいと思う時。
家族や友達に話せない時には、カウンセリングも活用してみてくださいね。
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