学習障害が疑われるという、ADHDの診断を受けた小学生のお子さんが、オンラインで授業を受けてくれています。

「聴覚よりも視覚優位で、耳からの情報がなかなか定着しない」

という事前のお話でしたが、
授業では一応視覚的に分かりやすいように気を使うものの
聴覚もバンバン使っていきます。

だって、子どもだもの。

これからどんどん成長して、できることが増えていくもの。

「できないことを、できるものとして進める」のは負担だと思いますが、
「できないことを、できないから使わないでおく」のは、伸びる可能性を減らすと思うので。

このお子さんも、私が口で説明したり発音したりしただけのことを結構覚えていることがあって、
近くで見ているお母さまが驚かれることもあります。

検査は本人のしんどさを教えてくれるとても有用なツールだと思うけど、
人間の脳の複雑さを全て解明してくれるわけじゃない。

もちろん様子を見ながら、大事なことはきちんと書いて説明しますよ☺️